高速戦隊ターボレンジャー:レッドターボの強さを検証!

 こんにちは、セロリーです。

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 みなさんは1989年に地球を守った高速戦隊ターボレンジャーというスーパー戦隊ヒーローはご存知でしょうか?おそらく物心がついた後に観られた方はとにかく強いという印象を持たれていらっしゃると思います。

 

 今回は平成元年をその若さで駆け抜けた高速戦隊ターボレンジャーのリーダーであるレッドターボの強さについて検証してみました!

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 レッドターボに変身する炎力(ほのおりき)は東京都立武蔵野学園高校に通うどこにでもいる平凡な男の子(大嘘)です。また高校の野球部のエースでもあります。

 よく高校生ヒーローが車に乗ってもいいのかという質問を耳にしますがターボレンジャーが乗っているのは浅見グループ会長太宰博士が作ったターボマシンという車を模した巨大なマシンなのでセーフです。ターボアタッカーは…?気にするな!

 

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 そしてレッドターボについて語る際に欠かせないのがレッドターボの必殺技、GTクラッシュです。GTクラッシュとは6話で太宰博士から支給されたレッドターボの専用武器『GTソード』から繰り出される技です。発動時は刀身が青く光り、「ファァァァ」という音が鳴ります。レッドターボはこのGTクラッシュで敵をバッタバッタ倒していくわけですね。f:id:celerismblog:20180604125545j:plain

 Googleの予測変換でも約30年前のレッドなのに『強い』『最強』『gtクラッシュ』『強すぎ』というワードが真っ先に引っかかるほどです。

しかもこのレッドターボ、強化フォームの類は一切持っていません(弱体化フォームならありますが)。

 

 ちなみに前作の超獣戦隊ライブマンではライブマンは頭脳獣(敵怪人)には必ずバイモーションバスターというバズーカを使い、メンバー全員でトドメをさしていました。このようにターボレンジャー以前のスーパー戦隊は基本的に合体技でトドメをさす傾向が強かったです(強いてあげるならゴレンジャーのアオレンジャーが何人か単身撃破してました)。

いわばターボレンジャーの単身撃破はマンネリ打破のひとつといえるでしょう。現にターボレンジャー以降の戦隊では単身撃破シーンが結構な頻度であります。ターボレンジャーはその突破口を開いた作品ということになりますね。

 

 

 それでは本題に入ります。

今回検証用の資料として用いたのは高速戦隊ターボレンジャー全51話+劇場版です。

検証動画を作成したのでお時間がある時にでもご覧いただけると嬉しいです。

 

 ここでのカウントの基準は

  • レッドターボが「GTクラッシュ!」と叫んだものと例外として22話と39話のトドメをGTクラッシュとしてカウント。
  • 敵がレッドターボの攻撃で爆発、あるいはジャシンボーマやネオラゴーンのように攻撃後自ら巨大化した場合のみ、単身撃破とみなす。レッドターボの単身攻撃のあとにプラズマシュートやVターボバズーカを使用してトドメをさした場合はノーカウント。

としています。


red turbo GT crash

 

   結果としてレッドターボに単身撃破された暴魔獣な敵幹部は10人、レッドターボがGTクラッシュを使用した回数は20回でした(しかしレーサーボーマ戦と暴魔大帝ラゴーン戦では『GTクラッシュ!』と叫んでいないため、厳密には18回かもしれません)。

 このうちGTクラッシュでのダメージを回避できたのは7話の暗闇暴魔ジンバのみ。もっともこのジンバものちに同じGTクラッシュで倒されますが。

 つまりGTクラッシュをくらった暴魔獣や幹部はそのまま倒されるか、直後に5人のプラズマシュートかVターボバズーカで即倒されています。

 

つまりGTクラッシュ=遥かな眠りの旅確定ということですね(笑) レッドターボ恐ろしいコ…

 

 さらにGTクラッシュには直立タイプやとびかかりながら斬るタイプ、コンビネーションアタックからの連携で発動するタイプ、ターボアタッカーに乗りながら斬るタイプやターボレーザー剣と合わせた二刀流版などさまざまなバリエーションがあります。

また撃破時のポーズも左手を前に突き出すポーズや刀身の上を手でなぞるようなポーズがあります。

せっかくなのでこのあたりもそれぞれ劇中で何回登場したのか調べてみました。

 

  • 直立型GTクラッシュ…
  • ジャンピングGTクラッシュ…回(うちコンビネーションアタック5回)
  • ライディングGTクラッシュ…回(22話のみ)
  • 二刀流GTクラッシュ…回(6話、11話、42話)

 

  • 撃破時に左手を前に突き出すポーズ…
  • 撃破時に刀身を手でなぞるポーズ…

 これだけバリエーションがあれば同じ技でも観ていて飽きませんね!

 

 続いてピックアップした全25戦を細かくピックアップしていきます。

  1. VSイワガミボーマ。ターボレンジャーの物語上の第1話になります。この当時はまだGTソードが支給されていないため、コンビネーションアタックからのターボレーザー剣で斬りかかり、流れるようにプラズマシュートでトドメをさします。カラオケ映像でおなじみのこのシーンですが、編集の都合によりプラズマシュートのシーンがカットされているため、レッドターボがひとりでイワガミボーマを倒しているようにみえます(笑)
  2. VSネジクレボーマ。イワガミボーマ同様コンビネーションアタック&プラズマシュートで撃破。
  3. VSジャシンボーマ。記念すべきレッドターボの初単身撃破シーンです。劇場版のためか爆発がいつもより派手ですね(笑)
  4. VSダンゴボーマ&ウーラー兵、番外編です。レッドターボこと炎くんは東京都立武蔵野学園高校の野球部のエースで野球の腕前もピカイチ!なおこの応援歌BGMは全編を通してこのシーンでしか使われません。
  5. VS暴魔ゾンビ&ウーラー兵。ついにチートアイテムGTソードの登場です。暴魔獣や幹部ですら歯が立たないのですから当然そこらのウーラー兵では手も足もでません。
  6. VS暗闇暴魔ジンバ。劇中で3回しか使用されない貴重な二刀流GTクラッシュのお披露目です。動画では撃破したようにみえますがジンバは身代わりのようなかたちで復活します。この頃はまだジンバに不死身設定があったからでしょうか?なおGTクラッシュを回避するシーンは前にも後にもここだけです。
  7. VSウーラーボーマ。はやくも2度目の二刀流GTクラッシュのお披露目です。ウーラーボーマはこの直後にプラズマシュートで倒されました。余談ですがウーラーボーマ戦の着地時に拝めるレッドターボのプリケツが大好きです。
  8. VSウーラー兵。この回はブルーとピンクのコンビ回だったため、レッドは雑魚狩りを担当しています。ウーラーさんかわいそう…
  9. VSドグウボーマ。記念すべきGTクラッシュによる初の死亡者です。ターボレンジャーは爆発を背後に決めるポーズが映えますね!
  10. VSレーサーボーマ。劇中で一度しかお目にかかれないライディングGTクラッシュ(非公式名)のお披露目です。ただレッドが「GTクラッシュ!」と叫んでいないのでこの技が本当にGTクラッシュであるか否かは不明です。この直後にVターボバズーカで撃破。
  11. VSみんなのトラウマフジミボーマ。おそらく劇中でもっともターボレンジャーを追い詰めた暴魔獣は彼ではないでしょうか。こちらも直後にVターボバズーカで撃破。
  12. VS暗闇暴魔ジンバこの頃のジンバは不死身設定がいつの間にか消えていたため、GTクラッシュと4人のターボレーザーで倒されてしまいました。幹部の中では初の殉職者となりました。無念。
  13. VS暴魔博士レーダ。レッドはひとりで最高幹部であるレーダに挑み…勝利しました!火薬量といいロケ地といい、完全にどこぞの最終回の太陽の子状態になってます(放送時期が同じだからしょうがないね)。しかしなぜ前方まで爆発した…
  14. VSオマモリボーマ。GTクラッシュ→Vターボバズーカの王道コンボで撃破。
  15. VSカガミボーマ。GTクラッシュの被害者がまたひとり増えました。
  16. VSシゴキボーマ(すごいネーミング…)。GTクラッシュ→Vターボバズーカで撃破。
  17. VSズルテンメタルタイプ(もはや暴魔獣ですらない)。この回のレッドは一度へそを刺してから再びジャンプしてGTクラッシュを発動しているため、コンビネーションアタックカウントはしませんでした。こちらもVターボバズーカで撃破。
  18. VS暴魔大帝ラゴーン。3クール目終盤にして早くもラスボスとの一騎打ちです。従来の戦隊なら他メンバー4人がピンチのレッドを助けにくる熱い展開ですが、レッドターボは先にひとりでラスボスを倒してから他4人を助けにいきました。もう全部あいつひとりでいいんじゃないかな
  19. VSデビルボーマ。久々の二刀流GTクラッシュでそのまま撃破。他の4人は「ビクトリー!」だけやりに来ました。
  20. VSヨロイキリカ、番外編その2。もうこのレッド不死身なのでは…?余談ですがキリカを演じられている森下雅子さんはこの回で高熱のまま撮影に挑み、重いヨロイを着ながら演技していたとか…。俳優さんの魂はすごい…!
  21. VSドラグラボーマ。奪われたGTソードを空中で取り返してそのままGTクラッシュで撃破!ここからレッドターボはさらに単身撃破記録を伸ばしていきます。他の4人は「ビクt(ry
  22. VSゴムゴムボーマ。この時期になるともはやGTクラッシュの斬撃が飛ぶようになります。前話に続き、こちらも単身撃破。
  23. VSヤミクモボーマ。3話連続でハットトリックおめでとうどざいます。
  24. VSフ―インボーマ。久々のコンビネーションアタックからのGTクラッシュ→Vターボバズーカで撃破。Vターボバズーカ終盤で出番があってよかったね!
  25. VSネオラゴーン。最終回にてリベンジを試みたラゴーン様でしたがレッドターボが強すぎたため、再びGTクラッシュで返り討ちに…。ラゴーン様が弱いんじゃない、レッドターボが強すぎたんだ。

以上になります。

 

 結論

レッドターボは強すぎた!

 特に4クール目の無双っぷりはお見事でした!

 

 ここで補足させていただくとブラックも単身でスーパー戦隊シリーズ初のレッド以外の敵幹部の単身撃破に成功していたり、ブルー、イエロー、ピンクもそれぞれ単身で暴魔獣を倒す回があるのでレッドだけでなくターボレンジャーは18歳の若さにして全員強いといえるでしょう。事実、自分もターボレンジャーのスレッドが立つ度に「強すぎ」とい文字を目にしている気がします。

  またターボレンジャーはメンバー全員が優しい心の持ち主であるため、スピーディーな展開や熱いバトルはもちろんのこと、観ていて癒される素晴らしい作品であると思います。

 

 あまり公式からはフィーチャーされない今作ではありますが、東映特撮ファンクラブ等で全話視聴することができますので彼らの雄姿を最後まで見届けていただけるとターボレンジャーファンの自分も嬉しい限りです。

 

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 次回の記事もお楽しみに!

ブログを開設いたしました!

 はじめまして、セロリーです。

 ブログ初心者ですので誤字脱字や文脈や言葉の言い回しなどおかしな点もたくさん見受けられるとは思いますがそれでも読んでいただけると幸いです。

 

 日曜朝9時30分よりテレビ朝日系列にて絶賛放送中の『快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー』。スーパー戦隊シリーズも今年で43周年、42作目を迎えました。自分が生まれた頃から放送しているシリーズが途切れることなくずっと続いているのは嬉しい限りです!

 

 ↓ここからしばらくは戦隊を軸にした自分の話になるので読み飛ばしていただいても構いません。

 自分は激走戦隊カーレンジャーの最終回で戦隊デビューを果たし、轟轟戦隊ボウケンジャーの半ば(裏番組のポケサンカンパニーが一時間枠になった頃)までリアルタイムで視聴し、また2~4歳頃に鳥人戦隊ジェットマン激走戦隊カーレンジャーはVHSで視聴していました。

ただ正直に言ってしまうと、幼少期に観た作品の内容なんてほとんど覚えていません!実際話を振られても「あ~、観てたなー」とか「懐かしいなー」くらいの感想しか言えませんよね(笑)

 しかし、一昨年の夏にふとレンタルした『鳥人戦隊ジェットマン』、この作品が非常に面白く、自分は再び大きなお友達として戦隊ファンになりました。

 それから2年近くが経過し、

大戦隊ゴーグルファイブ

科学戦隊ダイナマン

超獣戦隊ライブマン

高速戦隊ターボレンジャー

地球戦隊ファイブマン

鳥人戦隊ジェットマン

恐竜戦隊ジュウレンジャー

五星戦隊ダイレンジャー

忍者戦隊カクレンジャー

超力戦隊オーレンジャー

激走戦隊カーレンジャー

電磁戦隊メガレンジャー

未来戦隊タイムレンジャー

爆竜戦隊アバレンジャー

魔法戦隊マジレンジャー

轟轟戦隊ボウケンジャー

の以上16作品の視聴を終えました。16×50話ってとんでもない話数のように感じますがこれでもまだまだシリーズの5分の2くらいなんです(笑)

スーパー戦隊シリーズは現時点ですでに約2080話ありますからね、こんなに続いている日本のフィクションはサザエさんと時代劇くらいです(笑)

今後も未視聴のシリーズをどんどん観ていく予定です!

 

 最近は東映特撮ファンクラブをはじめ、youtubeニコニコ動画の公式配信など過去作品も以前より観やすくなっています!10年前はファイブマン以前の戦隊はソフト化されていない回もたくさんありましたからね、それを思えばいい時代になったものです。

 

 

 さて、ここでようやく本題に入ります!

 当ブログではスーパー戦隊シリーズのあんなことやこんなことについての検証や、wikiすら存在しない戦隊メンバーや司令や博士、マスコットキャラはもちろん、敵サイドのキャラクターについての記事を書いていく予定でいます!(さてこのモチベーションはいつまで続くのでしょうか…?)

 

 珍エピソードや名バトルなどについても触れられればと考えています!そのためにもまずは全作品を観なくてはなりませんね(笑)

 それ以前にまずはブログの作り方から学ばないと…。

 

 今回はこの辺で、アデュー!